發現幸福

槇原敬之( Noriyuki Makihara ) 發現幸福歌詞
1.唱不出溫柔的歌(優しい歌が歌えない)

抱えた苦しみは誰のせいと
人をひどく責める的はずれを
何度も何度も繰りかえして
苦しみは前より増えるばかり

同じページを捲りすぎた
本のように日々はすり切れて
自分の中を見る以外に
もう術はなくなってしまってた

そこで僕は確かに見たんだ
総てを人のせいにして
だれでも平気で傷つけるような
もうひとり{! 98;自分が
こころの中で暴れながら
僕をぼろぼろにするのを

はじめてのぞいた心の中は
見たこともない暗闇で
僕はとても怖くなって
何度も足がすくんだ

夏に間に合うように木の葉は
日陰を作ろうと大きくなり
木の葉曇る小さな陰を
愚か者にも分けてくれる

責めるつもりなど無いというように
葉音の歌を歌ってくれる
人に生まれたは! 僕は優しい
歌の一つも歌えない

たとえ何か出来なくたっていい
せめてこれから生きるときに
同じような事を繰り返して
誰かをまた傷つけぬよう
こころの中をどんなときも
見つめられる強い自分になりたい

はじめてのぞいた心の中が
あんな闇に包まれていたのは
自分をかばう僕の手が
光を遮っていたからだ

こ! 持さえ身勝手な
想いと今は解るけど
本当にすまないことをしたと
今すぐ謝りに行きたい

木の葉曇る背中を押すように
突然強い風が吹いて
立ち上がると僕の行く
5月の道が光っていた

優しい歌が僕にも
歌えそうだ


2.夏天它都記得(夏は憶えている)

夏の草をかき分けながら
川の石をどかしながら
何かを探す子供達に
夏は日を長くしてくれる
海も山もないこの街で
鞄と携帯で塞がった
両手じゃどんな季節にだって
手も振れないと思ってた

店先に出まわり始めた
スイカの赤い切り口が
笑っているように見えたのは
僕の中にいる
あの夏の子供の仕業だね

例えどんな場所にいても
自分で探! ければ
何も見つけられない
僕が忘れていただけで
どの年にいた子供の顔も
夏は憶えている

真っ赤に焼けた体を
夕立が急いでさます
刀鍛冶のように夏は
子供達を強くしてくれる
誰かが撒いた打ち水が
誰かに涼しい風を送る
次はどんな自分に
なりたいのか解った気がした

蛍がたくさん集まる川や
アケビがなる場所を
見つけては胸! 高鳴らせ
走って帰った
瑠璃色の遅い夕暮れ

例えどんな場所にいても
あんなに楽しかったのは
喜ぶ顔を見てたから
僕が忘れていただけで
どの年にいた子供の顔も
夏は憶えている

虫かごを斜めにかけてた君を
タオルを首に巻いてコーラを飲む君を
勉強帰りホームに立っていた君を
夏は忘れはしない

例えどんな場所にいて||!
自分で探さなければ
何も見つけられない
僕が忘れていただけで
どの年にいた子供の顔も
夏は憶えている


3.Tag team

喧嘩して飛び出して
夕暮れの街を歩いてたら
知らない人が話してきた
「ご家族はおげんきですか?」
顔も形も似てるのなら
ご飯の食べ方も似てるなら
癖毛まで似てるのなら
悪いとこも似てるのかな

目を背けたくなるような姿
自分そっくりな人が見せる
まるで鏡をのぞいても
見えない場所を見せられるようだ

かくも家族というは
よく考えられて組まれた Tag Team
なかなか直せない性質の悪さを
抱えた僕らのために
神様が考えて組んでくれた
それはまさに Tag Team
自分のいるべきチームは
あの家以外ないのかもしれない

風に形を変える雲が
夕焼けに染まり浮かんでいる
ちぎれてどんな形になっても
雲はやっぱり同じ雲で
相手を責めるよりも先に
自分の中をまず見つめて
相手を許せるような広い
心を持ちたいな
目を背けたくなるような姿
自分の人生の時間使い
僕が気づくそのために
見せてӔ! 7;|| 28;る奇特な仲間さ

かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
他人なら愛想尽かして
会わなきゃそれで終わる所も
そこはさすが神様だ
絆というロープの中で
遠慮せずにお互いと
ぶつかり合える 向き合える

分かり合えなくて当たり前なんだ
分かり合えない様なメンバーが揃ってる
テレビや映画で幸せな家族を
描くのは現実があまりにも違うからなんだろう

かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
なかなか直せない性質の悪さを
抱えた僕らのために
神様が考えて組んでくれた
それはまさに Tag Team
この家族しかつかめない
幸せがこの先に必ずある


4.武士道精神(武士は食わねど高楊枝)

ある日突然仕事をなくし
ある朝妻が出て行った
帰ってくるさと電話したら
テーブルで震えだす携帯

子供の替えのパンツがなくなり
洗濯さぼったのを後悔した
そのとき気づいた
全ては僕の選んだ未来だと

なんでも不景気のせいにしてた
心もついでに洗ってしまおう
乾くまでこれでも食べてなと
自分にとって置いた

! を食べる子供を見ていたら
不覚にも腹が鳴った
ごまかすために出鱈目な歌を
あわてて僕は歌った

びっくりした子供が笑いだす
その顔を見て僕も笑いだす
武士は食わねど高楊枝
優しい響きに聞こえた

家族を持つということも
子供を育てるということも
誰が決めたわけでもなく
自分が決めたんだ

誰のため頑張ってきた
そう叫びそうに! たあの夜
可愛い寝顔が見えたから
僕は叫ばずすんだ

本当によかったなあと思ったら
嬉しくて泣けてきた
ごまかすために出鱈目な歌を
大きな声で歌った

やっぱりまた子供が笑い出す
その笑顔に力が湧いてくる
心の中に気づけずにいた
すごい宝物を見つけた

久しぶりに来た野良猫に子供が
パンをちぎってやった
どんものでも大事にしてくれる
人の元にいたいと思うのだろう

パンを食べる子供を見ていたら
不覚にも腹が鳴った
ごまかすために出鱈目な歌を
あわてて僕は歌った

びっくりした子供が笑いだす
その顔を見て僕も笑いだす
心の中に気づけずにいた
すごい宝物を見つけた


5.Happy Ending

太陽の塔から
ほんのすぐ上のところまで
冬曇りの重そうな空が
下がっていたけど
平日の誰もいない万博後の遊園地
コンコースを駆け抜けて振り向けば
家族の笑顔が見えるから

今日は特別な日なんだと思い込んで
店のおじさんが飛ばしていた
羽を羽ばたかせて飛ぶ鳥のおもちゃを
僕はせがんで買ってもらったんだ

こんな嬉しい今日僕に
来るなんて少し怖くなった
まだ上手く飛ばせなくて
落ちた鳥をあわてて拾い上げて
胸に抱いた

でもそんな日は出口のゲートの
手前で終わった
無駄使いをさせた僕のせいで
母さんが怒りだした
急に体が震えて返さなきゃと
慌てて見たら
まだへたくそで落とした時の
傷が付いて返せない

指に触れているへこんだブリキがӗ 2;ても冷たい感じがした
曇り空は全ての色を奪い
まるで死んだ鳥を抱いてる気持ちだった

みんなが笑うための場所で
悲しくて泣くのはもう嫌だ
あんな怖い顔で
怒らせてしまうその理由が
いつも僕なのが悲しい

あの時あんなに泣いたことも
今は笑い話だけれど

相手の喜ぶことをまず先に出来る
僕にならなくちゃだめだ
あ{! 98;日 事があったからこそ
この答えを諦めずに
探し続けられた

そして30年経った今日やっと
願いは叶った
家族みんながずっと笑ったまま
幸せな今日が今
終わった


6.在呼喚你的名字之後(君の名前を呼んだ後に)

寂れた駅の看板は
初めて見る名前が書いてある
紙コップのコーヒーは
全くどこで飲んでもこんなにまずいんだろう
大切なものは遠くにあると
勝手に決めつけて僕は今ここにいる
君は世界に一人しかいなくて
これから帰る街にいるのに

君に早く会いたいよ
どんな言葉でもかまわない
僕の名前を呼んだその後に
君が何をいうのぐ聞きたい

今日も元気でいるだろうか
僕がいなくて困っていることはないかな
いないのも悪くないのかもと
思ったりしていないかな

はやく戻ってくるのを
君が楽しみにしてるって
胸を張って今想えないほど僕は
君が側にいることを当たり前に感じてた

この指先の温もりを誰かにも
わけたいと作ら! れ ;たのなら
紙コップのコーヒーも
悪くないと思えた

君に早く会いたいよ
早く会いたいよ 会いたいよ
君の名前を呼んだその後に
いつも側にいてくれてありがとうと言うよ


在呼喊妳的名字之後

破陋的車站招牌上 寫著頭一次看到的名字
紙杯裝的咖啡 說真的 不管是在哪裡喝 都一樣的難喝
最重要的東西 往往在最遙遠的地方
如此任性以為 所以我現在才會在這裡
你在這世界上是如此唯一 而且就在準備回去的城市裡
好想早一點見到你 不管用怎樣的話語 我也不在乎
在你呼喚了我的名字後 好想現在就聽見 你究竟說些什麼

是否你今天依舊無恙 我不在你身旁是否感到困擾
或者說沒我在也無所謂 你該不會這樣想吧
等待我早點回去 曾經以為你一直期待 等待我早點回去
現在我之所以不敢拍胸脯保證 是因為我曾經以為 你在我身邊是理所當然的
如果是指尖的這份溫暖 是為了與某人分享的話
那麼紙杯裝的咖啡 其實感覺也不差
好想早一點見到你 好想早點見到 在呼喚了你的名字之後
一直陪伴著我 我會謝謝你一直陪伴著我


Sabireta eki no kanban
Hajimete miru namae ga kaite aru
Kami koppu no coffee wa
Mattaku doko de nondemo konna ni mazuin darou
Taisetsu na mono wa tooku ni aru to
Katte ni kimetsukete boku wa ima koko ni iru
Kimi wa sekai ni hitori shikai nakute
Kore kara kaeru machi ni iru noni

Kimi ni hayaku aitai yo
Donna kotoba demo kamawanai
Boku no namae o yonda sono ato ni
Kimi ga nani o iu noka ima sugu kikitai

Kyou mo genki de iru darouka
Boku ga inakute komatteiru koto wa nai kana
Inai no mo warukunai noka moto
Omottari shite inai kana

Hayaku modotte kuru no o
Kimi ga tanoshimi ni shiterutte
Mune o hatte ima omoenai hodo boku wa
Kimi ga soba ni iru koto o atari mae ni kanjiteta

Kono yubisaki no nukumori o dareka nimo
Waketai to tsukurareta no nara
Kami koppu no coffee mo
Warukunai to omoeta

Kimi ni hayaku aitai yo
Hayaku aitai yo aitai yo
Kimi no namae o yonda sono ato ni
Itsumo soba ni ite kurete arigatou to iu yo


7.先吃了再說(とりあえず何か食べよう)

ねぇ さっきからずいぶん
荒れてるみたいだね
落ち着いてるときの君なら
そんなこと いわないのに

ねぇねぇ さっきからずいぶん
自分を棚にあげて
好きなことをいってるじゃない
僕にまであたらないでよ

街には夕飯の匂いが漂ってきた
だまされたと思って
とにかく僕についておいで

とりあえず何か食べよう
僕は聞き逃さないよ
君の腹の鳴る音は
人は自分で思うより
いい加減にできている
腹が減る それだけで
怒りっぽくもなるんだ

ねぇ さっきからずいぶん
荒れてるみたいだね
落ち着いてるときの君なら
そんなこと いわないのに

ねぇねぇ その人のいうこと
よく聞いていると
本当に君のことを
心配してる人がいうことさ

言葉はただ聞いてるそれだけじゃ
本当の意味に気づけない
そんな時がある

とりあえず何か食べよう
君にも聞こえたんじゃない
僕の腹の鳴る音が
人は自分で思うより簡単にできてるんだ
腹いっぱいになっただけで
笑顔にもなれるん !

とりあえず何か食べよう
話はそのあとで聞こう
まずはその前に何か食べよう

人は自分で思うより簡単にできてるんだ
腹いっぱいになっただけで
笑顔にもなれるんだ

最後のデザートを食べる頃
もっと笑顔になるよ


8.鴿豆~Say hello to the world~


9.The fog

立ち込めだした霧は君を
捜す僕の感を鈍らせる
終わった後でもう二度と
無駄な争いはしないと誓うのに
誰かに頼まれた訳じゃなく
二人で暮らそうと決めた
場所から君か僕のどちらかが
もう何度も飛び出していった

あの明るい場所は横浜球場
ナイトゲームの照明が霧を照らし
膨らんだ光がまるで着陸した
巨大な宇宙船みたいに見えるか

まるで君が何処かずっと遠くに
さらわれていくような気がした
霧が晴れていくのと一緒に
君を失うなんてやだよ

さっきより深くなった霧は
見慣れたいつもの景色を消して
賑やかな街の音を奪い
僕の知らない世界に変えていく

この霧に足止めをされなければ
自分に悪い所はないかひとつも
まだ考えようとしない僕が
君傷つけてしまったかもしれない

まるで僕がそれに気付く間に
君が遠くに行かないように
きっとこんな優しい霧を
神様がかけてくれたんだ

何かを求めてばかりいたんだ
何が出来るのか考えもせずに
もう探しには行かない
あの部屋で待っていよう
きっと帰ってくる君のために

まるで僕がそれに気付くその時!ずっと待っていてくれたみたいに
霧は晴れてもう僕も君も
帰る道を間違えない

君と僕に神様がくれた
不思議な夜を忘れない


10.世界中唯一僅有的花


11.Boy,Im gonna try so hard


12.最想要的東西(僕が一番欲しかったもの)

さっきとても素敵なものを
拾って僕は喜んでいた
ふと気が付いて横に目をやると
誰かがいるのに気付いた
その人はさっき僕が拾った
素敵なものを今の僕以上に
必要としている人だと
言う事が分かった

惜しいような気もしたけど
僕はそれをあげる事にした

きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかる!う
その人は何度もありがとうと
嬉しそうに僕に笑ってくれた

その後にもまた僕はとても
素敵なものを拾った
ふと気が付いて横に目をやると
また誰かがいるのに気付いた
その人もさっき僕が拾った
素敵なものを今の僕以上に
必要としている人だと
言う事が分かった

惜しいような気もしたけど
またそれをあげる事にし

きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかるだろう
なによりも僕を見て嬉しそうに
笑う顔が見れて嬉しかった

結局僕はそんな事を何度も繰り返し
最後には何も見つけられないまま
ここまで来た道を振り返ってみたら

僕のあげたものでたくさんの
人が幸せそうに笑っていて
それを見た時の気持ちが僕の
探しいたものだとわかった

今までで一番素敵なものを
僕はとうとう拾う事が出来た